あんこ

【たい焼き用のあんこ作り】~和菓子のプロが解説~

あんこ

たい焼き屋さんを現在行っている、もしくは今後、たい焼きを販売しようとしている

プロの方向けのブログです。

たい焼きにとってあんこは命。

最近、流行っているたい焼きは、薄生地の中にたっぷりのあんこが入っています。

たい焼きの美味しさの半分は、中に入っているあんこです。あんこが美味しくないとたい焼きが美味しくありません。

では、どんなあんこがたい焼きにとってベストなのでしょうか。

行列のできるたい焼き屋のあんことは?

たい焼きが作られる工程を見ると

1、型に生地を流して、その上にあんこを乗せる。

2、火が通ったら返す。

3、両面に火が通り完成。

このような工程で、たい焼きが完成すると思いますが、工程を見ると、とてもシンプルですよね。

このとてもシンプルな工程だからこそ、素材の味がそのまま味となってきます。

あんこの王道は、小豆粒あんや小豆こしあんです。

小豆粒あんや小豆こしあんの美味しさは、やはり小豆の風味にあります。

たい焼きは、一般的な和菓子と違って、温かいうちに食べるのが一般的ですよね。

温かいうちに食べるという事は、小豆の味や風味が特に分かりやすい状態となります。

なので、風味が有るのか無いのかで、味に差が出てきます。

たい焼き用のあんことは、いかに小豆の風味たっぷりのあんこが炊けるかにかかっています。

行列のできるたい焼き屋さんは、自家製あん

最近、人気のたい焼き屋さんには、あんこを販売しているところが増えてきています。

それだけ、あんこが美味しいという自信の表れだと思いますが、必ず自家製あんでたい焼きを作られています。

チェーン店の場合は、難しいですが、個人店の場合は、絶対に自家製あんで勝負されることをお勧めいたします。

自家製あんでも、もちろん美味しくなければいけませんが、業務用のあんこはお勧めしません。

最近の業務用でも、もちろん美味しいのですが、他店との差別化が出来にくいです。

食べ比べるとやはり自家製あんには勝てません。

手間がかかるかもしれませんが、必須で自家製あんをお勧めいたします。

たい焼き用のあんこ作り。どこで学んだらいいの?

京都和菓子の学校では、和菓子店のみならず、たい焼き屋さんやパン屋さんも受講されています。

それは、やはり他店との差別化をはかり、自店のオリジナル性を出すためです。

他店と差別化を図ることで、自分のお店をアピールすることが出来ます。

もちろん味も美味しくなるので、リピートにつながります。

例えば、たい焼き屋さんの場合、皮との相性を見ながらあんこを炊き上げますし、甘さや食感も

好みのものにしていきます。

またパン屋さんの場合も同様で、受講されるパン屋さんのパン生地にあった合わせて、

あんこを作る事で、美味しいあんパンができます。

受講される方の商品に合わせて、あんこ作りを行っておりますので、同じあんこは1つもありません。

すべて、受講される方の好みに合わせて、講習を行っていきます。

まとめ

今日は、たい焼き用のあんこについてお話ししました。

やはり、差別化を図るためには、自家製のあんこがおすすめです。

しっかりと美味しいあんこを作り上げ、美味しいたい焼きをご提供くださいね。

あんこ作りの講習について、ご質問等がございましたら、下記までお気軽にお知らせくださいね。

京都和菓子の学校

お問い合わせ

ホームページ  https://wagashischool.kyoto.jp/

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