「プロが教える」いちご大福の作り方のコツ。

いちご大福を美味しく作るには、やはりコツあります。
本格的ないちご大福を作りたい方、必見です。
いちご大福の美味しい作り方。~餅生地~
まずは、餅生地からご説明します。
あなたは、大福もちを作るときに、餅粉を使いますか、それとも白玉粉を使いますか。
どちらも、もち米由来のものですが、いちご大福を作るのなら、餅粉を使ってください。
もちろん白玉粉でも代用できますが、だんぜん餅粉の方が美味しいです。
白玉粉は、白玉を作るときにご使用ください。
なぜ、白玉粉ではなく餅粉の方が美味しいのかについては、別の時にお知らせします。
まずは、いちご大福を作るなら、餅粉と覚えてくださいね。
レンジでは、美味しくできません。
大福もちを作るときに検索すると、よく「電子レンジを使って簡単にできます」などの情報が
多数出てきますね。
しかし残念ながら、電子レンジでは、美味しくできません。
なぜなのかご説明します。
餅粉は、生の餅米を粉にしただけのものです。なので、当然熱を入れないと食べられません。
しかし、熱を入れただけでは、食べられる状態にはなりますが、美味しくありません。
そこに水分が加わらないと、餅は美味しくできないのです。
要するに、熱+水分=おいしい餅が出来ます。
熱+水分=蒸気ですね。なので、餅を作るときは、蒸気で蒸すのが一番おいしい訳です。
いちご大福に限らず、大福もちを作るときは、蒸気で蒸すのが一番おいしいと覚えてくださいね。
あなたは、粒あん派、こしあん派、白あん派?
いちご大福のあんこについてです。
ネットで見ると、粒あん、こしあん、白あんのいちごが大福が出てきますね。
どのあんこが美味しいかは、人それぞれですが、京都の和菓子店では、白あんのいちご大福が
ほとんどです。
その理由は、いちごの美味しさを引き立たせるのは、白あんだという意見が多いようです。
要するに、小豆の粒あんやこしあんは、それぞれ小豆の風味があり、その風味といちごの香りが
合わさってしまうと言う理由です。
これは、地域によって違うようで、関東方面では、小豆のこしあんが多いようです。
まとめ
和菓子店で販売されているような、いちご大福を作るには、白玉粉ではなく、餅粉を使って作る。
そして、レンジではなく蒸気で蒸すことが大事だという事です。
もちろん主役である、いちごが美味しくなければ、いけませんが、いちごを包むあんこの種類によっても
かなり味が変わりますので、いろいろ試してみてくださいね。
いちご大福の作り方にに関してのお問い合わせは、下記からお願いいたします。
京都和菓子の学校