今日は、どら焼き専門店を開きたいあなたに、絶対必要なお話ですので、よくご覧下さいね!
プロが選ぶどら焼きの道具をご紹介。
今回は、どら焼きを焼く際に、プロが使用している道具をご紹介します。どんな道具でも良い、とにかくどら焼きが焼ければ良いと言う事ではなく、良い道具を選ぶ必要があります。
我々プロも腕を磨くだけでなく、道具の力もかりて美味しいどら焼きを作っています。
どら焼き専門店を開く場合、どんな道具が必要なのでしょうか。順番にご説明します。
銅板で、ガス式がおすすめ
どら焼きは、洋菓子のスポンジケーキのようにオーブンでは焼きません。平
らな銅板や鉄板を使ってガスで焼くのが一般的です。最近では、電気式の焼き台も出てきています。確かに電気式だと一定の熱が加わりますので、安定してどら焼きが焼きあがるでしょう。
しかし私は、銅板を使いガス式で焼くことをお勧めいたします。
どちらでも同じように焼けるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、私の実験では、電気式よりもガス式の方が美味しく焼けました。
どら焼きを焼く際には、火力の微調整を操作できる方が美味しく焼けますので、やはりガス式がおススメです。
また鉄板より銅板の方が、熱の伝導率がいいので、美味しく焼き上げることが出来ます。これは、実際に焼いてみればわかると思います。
生地のレシピももちろん重要ですが、それらを焼き上げる道具もとても重要です。銅板でガス式が一番だと私は思います。
あなたも是非食べ比べてみてくださいね!
「どらさじ」を必ず使用する
「どらさじ」とは、どら焼き専用のさじの事を言います。
例えば、ご自宅でホットケーキを焼かれるとき、おたまで生地を救ってフライパンに流される方が多いと思いますが、そのおたまではなく「どら焼き専用のおたま」があります。
どらさじも大きさが選べますので、好みの大きさのものを選んでください。
「どら焼き専門のこて」を使用する
どら焼きを焼く時に、生地をすくって銅板に流す時に使用するのが「どらさじ」。その生地が焼けたら返すのが「こて」です。
焼いている際のどら焼きの皮は、とても柔らかいので、分厚いフライ返しのようなものですると、上手く返すことが出来ません。
やはり厚みの薄いこてを使用しましょう。
道具の力を借りて美味しいどら焼きを。
今回ご紹介した3種類の道具は、これから長年あなたと共にする「相棒」です。値段ではなく、使い勝手や長持ちする物を選んで使用することをおすすめします。
実際に、見て、自分の手で触ってみて買われるのが良いでしょう。
ネットなどでも気軽に購入できますが、焼き台のように値段の高い物は特に現物をみて、確かめて納得してから購入してくださいね!
道具に関してご質問がある方は、下記よりお気軽にお問い合わせくださいね。
京都和菓子の学校