今日は、大福餅の保存方法について。
冷凍はできるのか?翌日に硬くならない方法は?
などをお話しします。
大福餅の保存方法や扱い方について。
大福餅の最適な保存方法についてですが、餅はそもそも表面が乾きやすく、硬くなりやすいものです。
そこで、まず出来上がった大福餅は、タッパに入れたり、ラップをして、乾燥しないようにします。
また一度にたくさん作った場合は、明日までに食べきれないので、ラップなどに包んで冷凍することもできます。
その際は、出来れば急速冷凍が望ましいですが、家庭用の場合は、できるだけ早く冷凍できるように、小分けにしたりして工夫してくださいね。
大福餅を冷凍せずに長持ちさせる方法
大福餅を冷凍せずに、長持ちさせるためには、砂糖の力が必要です。
例えば、餅粉と水を混ぜて蒸し上げます。そして餅生地を作るときに砂糖を入れていきます。
要するに求肥にするわけです。すると砂糖の作用で、餅の柔らかさが持続します。
長持ちさせたい場合は、餅生地に入れる砂糖の量を増やすことにより、好みの日持ちをさせることが出来ます。
また水あめも効力を発揮します。水あめを入れることで、餅が柔らかい状態のまま長持ちしますので、砂糖や水あめを入れて餅生地を作るとよいでしょう。
もちろん冷凍が出来ますし、解凍した時も柔らかい状態のままですので、長持ちさせる場合は、砂糖や水あめをご使用くださいね。
まとめ
大福餅は、やはり搗きたてのお餅で作るのが一番美味しいですが、日持ちがしません。
せめて2~3日間くらいは、柔らかいまま持続してほしいのですが、餅に砂糖が入っていないと無理です。
なので、そんな時は、砂糖や水あめの力を借りてください。
柔らかさが持続し、美味しく食べられますよ。
何かご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
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