練り切り

練り切りのぼかし方~和菓子のプロが解説します~

練り切り

こんにちは。校長の水内です。

今日は、練りきりを作るときのぼかし方について、お話し致します。

練りきりのぼかし方をご紹介

今回は、3種類のぼかし方をご紹介しましょう!

どんなデザインの練りきりを作るのかにもよりますが、この3種類を覚えておけば役に立ちますので、是非ご覧下さいね。

1、内ちぼかし

2、外ぼかし

3、裏打ち

内ぼかし

文字通り、内側からぼかし生地を押し込んで、表面をぼかすと言うやり方なのですが、動画で見て頂いた方が分かりやすいと思いますので、載せておきますね。

この動画は、朝顔を作るときの動画です。水色の生地を押し広げた後、ぼかしを入れますので、注意深くご覧ください。

外ぼかし

外ぼかしは、表面にぼかし生地を張り付けて、ぼかしていくやり方です。内ぼかしと違い、ぼかす範囲が小さくても大きくても、対応できるぼかしのやり方です。

これも動画でご紹介しますね。この動画は、桜の練りきりを作るときの動画ですので、参考にしてみてくださいね。

ピンク色の生地を広げてから、ぼかしを入れその後、包あんします。広げる範囲は、自分で受有に調整できます。

裏打ち

裏打ちとは、違った色の生地を合わせ重ねて、生地を押し広げて行います。

今回の動画は、梅の練りきりを作るときに、裏打ちを行っています。

裏打ちは、内ぼかしや外ぼかしのように部分的ではなく、全体的にぼかすことが出来ます。

どんどん練習しましょう

ぼかしを上手に行う方法は、とにかく練習することです。

練りきりのデザインは、無数にありますが、ぼかしを入れることで、色の濃い部分と薄い部分とその境目がある事によって、とてもきれいな色合いに仕上がります。

練りきりを作るときには、ぼかしの技術は、必要不可欠です。またあなたの工夫次第で、様々な練りきりを作ることが出来ます。

今回、ご紹介した3つのぼかし方をぜひ練習して、きれいな和菓子を作ってみてくださいね!

今日は、練りきりのぼかし方についてお話ししました。

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